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はじめに
この記事では、Shopify Paymentの設定方法について解説していきます。
ECサイトでは、お客様が商品を購入する際の決済方法は非常に重要な要素になります。
ユーザ側の体験向上(ユーザエクスペリエンス)にもつながりますし、運営者側にとっても手数料が安く便利な決済方法を選ぶことはストアの長期的な成長に大きく影響を与える要素の1つです。
↓Shopifyで選択できる決済方法についてはこちらの記事もぜひご覧下さい!
http://trip.lovepop.jp/shopamplifer/2021/09/11/shopify_payment_method/
今回は、Shopifyで利用できるもっとも簡単かつ便利な決済方法、”Shopify Payment”の設定方法について徹底的に解説していきます!
Shopify Paymentとは?
Shopify Paymentとは、Shopifyが提供している決済方法の1つです。
Shopifyでは、様々な決済のモジュールが非常にカンタンに導入できるようになっています。
例えば、銀行振込やコンビニ決済等の日本の決済習慣に適した決済を導入できる”KOMOJU”、PayPayや楽天Payに対応している”SBペイメントサービス”等のサービスとの接続が担保されています。
とはいえ、これらのサービスはアカウント開設や審査が必要だったりしてEC初心者にはハードルが高いのも事実です。。。そんなEC初心者でも簡単に導入できてかつ手数料も低いサービス、それが”Shopify Payment”です!
Shopify Paymentの何がスゴイのか?
Shopify Paymentは、何がスゴイのかを解説していきます。
大きく、下記の3点が優れたポイントです。
- 導入がとってもカンタン!
- 取引コストが低い!
- 拡張性が高い
Shopify Paymentのメリット①:導入がとってもカンタン!
Shopify Paymentのメリットは、なんといっても導入が非常にカンタンなことが挙げられます!
やはり、サービスの提供元が作成している決済モジュールのためとてもカンタンかつ直感的に自分のストアに導入をすることが可能です。
また、Shopifyが開発している決済用のモジュールのため、Shopify本体がアップデートされたときも動作が保証されているのは非常に大きなメリットです。
他の決済サービスでは、決済サービス側のアップデートとShopify側のアップデートがぶつかる可能性も多いのでその点を気にする必要がないのはとてもありがたいですね。
設定方法については、記事の後半でも紹介しますがこの使いやすさは大きなメリットの1つです。
Shopify Paymentのメリット②:取引コストが低い!
Shopify Paymentを利用する上で、もう一つ大きなメリットが取引コストが低いことです!
Shopify Paymentは、カード決済の手数料が国内発行カードで3.25%~3.4%、海外発行カードで3.8%〜3.9%、JCBが4.05%〜4.15%と破格のパーセンテージになっています。
これだけでもかなり優秀な決済方法なのですが、さらにShopify Paymentを利用していると他決済方法での取引手数料(カード決済手数料とは別でかかる手数料)が無料になるという特典が付いています!
取引手数料は、プランによってパーセンテージが変動しますが0.5~2.0%の手数料が上乗せされてかかってきます。
Shopify 取引手数料
つまり、仮にShopify Paymentの決済を主目的にしなくとも導入しているだけで他の決済方法での手数料を下げることができるということです!
これが、Shopify Paymentを利用しなくとも導入すべき理由です。
Shopify Paymentのメリット③:拡張性が高い!
3つ目のメリットは、拡張性の高さです。
Shopifyには、様々な機能を応用して利用できるAPI(Application Program Interface)が公開されています。
これは、Shopify内での動作や機能を別のアプリケーションを開発して利用できるものを指します。
ShopifyのPayment関連のAPIも最近、多くの機能が公開されており従来では対応できなかったサブスクリプションサービスの決済にもAPIを利用することで対応できるようになっています。
このように、Shopify側が様々なAPIを公開してくれることでEC決済の拡張性が高まることが予想されます。
日本企業のクラウドECと比べて開発スピードやAPIの公開頻度も高いので、そういった意味では今後の拡張性が非常に期待できるといえるでしょう!
Shopify Paymentの設定方法
では、実際にShopify Paymentを設定する方法を見ていきましょう。
まずは、管理画面の左下メニューから設定アイコンを押下します。
その後、各種メニューの中から決済を選択します。
Shopify Paymentのセクションで、Shopify Paymentを有効にするを押下します。
ビジネスの種類から、個人事業主または法人のどちらかを選択します。
選択後、法人の場合は法人情報を、個人事業主の場合は個人情報の入力セクションが表示されます。
ここは、登記情報などを基に正確に入力しましょう。
注意が必要なのは、下記のセクションです。
Shopifyで取り扱う商品のジャンル・サービス説明を記載します。この情報を基に、Shopify側で審査が入ります。
ここは、なるべく詳細かつ正確に記載することをおススメします。
全ての情報を入力したら、最後に設定完了ボタンを押して終了です。
設定自体は非常にカンタンなのですが、取り扱う商材によっては追加の証明書類などが必要になる場合があります。商材ごとによって証明書類は異なりますが、Shopampliferで取り扱った事例では、
- 商品の仕入れ請求書
- 代表者の身分証明書
- 法人の登記簿謄本
などが要求されることもあります。とはいえ、上記例はイレギュラーパターンなので基本的には問題なく申請ができるかと思います。
数日して、Shopifyから有効化のお知らせが届けばShopify Paymentが有効になります!
最後に
いかがだったでしょうか。
Shopify Paymentを設定することで、非常に大きなメリットが得られることが理解いただけたかと思います。
Shopampliferでは、Shopify Paymentだけでなく様々な決済法王のご相談・導入を承ることも可能です!
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