はじめに
この記事では、Shopifyを使ってECサイトを立ち上げる際に確認しておくべき設定について解説します。
Shopifyは、簡単に始められる上に高機能なサイトが作れることから世界中で利用されているEC構築プラットフォームです。
(こちらの記事で最短5分で開設する方法について紹介しています！)
しかし、簡単に利用できる反面、きちんと設定をしないとサイトとして不利益を被ったりサイト自体の停止がされるリスクもあります。その1つが、サイト上での総額表示対応についてです。
この記事では、意外と忘れがちなShopifyでの総額表示対応の設定方法について解説します。
なぜ総額表示対応が必要なのか？
ECサイトで商品を販売する際に、税金の設定が必須になります。
実は、この税金設定ですが2021年4月から総額表示が義務化されました。
2021年3月までは、特例期間として義務化はされていなかったため下記のような表記が可能でした。
<2021年3月までの表記例>
・500円（税抜）
・500円（税別）
・500円（本体価格）
・500円＋税
・※表示価格は税抜価格です
・※価格はすべて税別です
しかし、現在は上記の表記例にあるような税込価格が表示されていないい形での表示は禁止されています。
なので、これからECサイトを構築する方は必ず税込金額を明示した表記にすることが求められます。
<2021年4月以降の表記例>
・550円
・550円（内、消費税50円）
・500円（税込550円）
など
2021年9月現在、上記の違反に対する罰則はありませんが今後いきなり罰則が設定される可能性も十分高いため必ず表記形式については確認しておく必要があると言えるでしょう。
Shopifyでの総額表示設定はどうやってやるの？
では、Shopifyでの設定方法について見ていきましょう。
まずは、管理画面にアクセスします。ログイン後、左下の⚙設定をクリックします。
設定の一覧が表示されるので、”税金”をクリックします。
“すべての価格を税込価格で表示する”にチェックが入っているかを確認します。
なお、配送料にも課税する場合は”配送料に課税する”にもチェックを入れます。
変更後、必ず保存ボタンを押すことを忘れずに！
これで税金の設定は完了です。
続いて、商品の設定を見てみましょう。実際の税込み金額は商品管理の画面で作成します。
管理画面の”商品管理”から、商品一覧を開きます。
商品を新規作成する場合は、右上の”商品を追加する”ボタンをクリックします。
既に存在している商品を編集する場合は該当商品をクリックします。
商品の編集画面に入ったら、価格欄に税込価格を入力します。
保存したら、実際のストアでどのように見えるかを確認しましょう。
ストアをプレビューするには、オンラインストアの右側にあるアイコンをクリックします。
ストア上で、設定した金額で表示されていれば確認は完了です！
最後に
いかがだったでしょうか。
設定自体は簡単ですが、意外と忘れがちな税金設定について取り上げてみました。
新規でサイト構築する方はもちろんですが、既存ストアからShopifyに乗り換える場合にも注意したいポイントの1つかと思います。
今回は、税金についてピックアップしましたがその他にもECサイト運営では知っておくべき内容が結構多くあります。
Shopampliferでは、ECサイトの開設には興味はあるけどどのように進めればいいかわからない、設定を一度見てほしいなどという方へのオンライン診断を実施しています。
開設代行から初期構築のお手伝いまで様々なご要望にお応えします！
ECサイト構築の経験豊富なスタッフによる15分〜30分のオンライン診断であなたのEC事業スタートを支援いたしますので、まずはぜひ一度お問い合わせください。
